樹木冬囲い

昨日、大荒れのお天気の中、樹木の冬囲いが行われました。

石翠園様から、3人の職人さんが来てくれ、手際よく樹木を雪から守るための作業をしてくれました。兼六園などで有名な雪つり、竹とわら縄で見事な雪つりの完成です。小さい木は竹を組んで雪で潰れないようにします。

7月から10月までピンク色の見事な花を咲かせてくれた百日紅も枝を落とします。こうすると、翌年にはまた大きな花が咲きます。萩やススキも刈り取られ、境内や墓地はすっかり冬めいた風情となりました。山茶花やトウカエデはまだ見事な色づきを見せていますが、縄で縛られ、ちょっと気の毒な気がいたします。

雪国の冬の準備である冬囲い。降るか降らないか、大雪なのか小雪なのか予想がつきませんので、無駄かもしれないけれど毎年繰り返される作業です。