自助・共助

寒波が通り過ぎ、あちこちで雪仕事が始まりました。極楽寺周辺は一応消雪パイプが敷設されていますが、一斉に雪を消すために、地下水が下がり水が出なくなります。極楽寺の参道と駐車場では一度水枯れを経験し、ポンプの位置を下げていますので、この度の豪雪では順調に雪を消してくれていました。電気代の請求が怖いのですが。

寺町通りは、県道の消雪井戸から消雪パイプを引いており、またパイプの修理もしたため今回は水が十分な量ではないのですが、出ておりました。近隣住民が消雪を助けるために、消え残りの雪をこまめに除雪作業をしていたため、寺町通に入ると安心するとドライバーさんに言っていただきました。

 

ところが、寺町と交差する新小路が水が枯渇したまま放っておいたため、雪が圧雪になり、通行困難な状態になりました。そこで、今日は、周りの料理屋さんたちが総出で雪割作業をしておられました。

消雪パイプのある道路は除雪計画に入らないため、雪が積もっていても除雪車は来ません。2018年の寺町はそれこそ総出でツルハシやシャベルを持ってみんなで道を空けました。今回は新小路の皆さんがその作業を行いました。

雪が止み、消雪パイプから水がちょろちょろ出始めたので作業を始めたそうです。公の助けを求めても、雪は全市で降っていますから、それこそ夜の明けないうちから除雪車は出動していました。自分たちで出来るものは、お互い様の気持ちでやらなければならない、と言うのをこの大雪で再認識しています。