冬囲い

新潟は急激に気温が下がり、冬が近い事を肌で感じます。最高気温が15度、最低気温が10度を切るようになりました。山の紅葉は終わり、平地でも落ち葉が強い風に吹き寄せられて隅っこに固まっています。

極楽寺では今日から樹木と建物の冬囲いが行われています。いつもお世話になっている石翠園さんの若い職人さんが3人で作業をしています。きれいな花を見せてくれていた、百日紅の枝を落とし、萩やススキは根元から切ります。紫陽花はこの時期に少し刈込み、冬の雪に耐えられるようにしてから木を縛ります。

極楽寺には雪つりをするような立派な樹木はありませんが、それでも何本かは綺麗につって頂きます。これは芸術だよなぁ、といつもほれぼれしてみています。今年は気温が低く、大雪になるという予報が出ています。きっと冬囲いが役に立つと思います。明日には作業が終わる予定ですので、冬支度を終えた樹木の様子をお伝えしたいと思います。