ようやく開花

例年より2週間遅く、ようやく金木犀が香り出しました。まだ開花と言うほど立派な花が咲いているわけではないのですが、緑色だった花芽が黄色くなっています。花に顔を近づけてみると、かすかにいい香りがします。

すぐそばの萩は名残の花を付けています。お彼岸頃とは違ってちょっと寂し気ですが、秋の風情が感じられます。

永代供養墓の後ろにススキを移植したのですが、お墓参りに邪魔になるので6月に一度刈り込みます。そこから伸びて、ようやく穂を出しました。この穂が茶色の糸ススキは、先代が京都からもらって来たものらしく、新潟ではあまり見かけません。以前はよく株分けをしてほしいと言われお分けしておりました。今の場所があまり目につかないせいか、最近はあまりそのご希望がありません。もし、ほしいという方がいらっしゃいましたら、11月末の冬囲いの際に、ススキも刈り込み、株分けが可能になりますから、是非お申し出ください。

金木犀の小さな蕾です。


塀際の萩に花が残っていました。手前は花が終わっています。

刈りこまないときは、背丈ほどにも伸びるのですが、一度刈り込んでいますから、1メートルくらいの可憐なススキになりました。右に少し見えるのが、永代供養墓「勝縁塔」です。