金木犀

10月に入り、連日30度前後の気温の高い日が続いています。稲刈りはほぼ終わり稲刈りの終わった広々とした越後平野が広がっています。白鳥がロシアから越冬に渡ってきたとのニュースがありました。三条市では、下田地区の五十嵐川に越冬地があり、その白鳥が日中餌を食べに近くの田に集まります。最初はごみ袋が点々と落ちているけど何だろうと思いましたが、白鳥が餌を食べているところでした。もうすぐそんな姿も目に出来ると思います。

さて、毎年この頃になると必ず咲いていた金木犀が今年はまだ咲いていません。極楽寺の金木犀はまだ小さいのですが、ご近所の實盛寺様の金木犀は大きく立派な木が2本もあります。そちらの木もまだ咲いていませんので、今年はだいぶ遅れているようです。田舎の方(ここも田舎ですが)では咲いている花がありましたので、市内は特に遅れているのかもしれません。秋を香りで教えてくれる金木犀に早く出会いたいものです。

これは、極楽寺の金木犀。蕾が固くて(というより蕾がまだ小さい)咲くのはだいぶ先の様です。

こちらは實盛寺様の立派な金木犀。小さな蕾が見受けられますが、まだ色は緑色です。

百日紅が終わり、萩が終わり、金木犀が終わると次は山茶花です。山茶花の咲くころは寒くなりストーブが必要となります。暑くもなく寒くもないこの時期を楽しみたいものです。
何の花か分からないのですが、極楽寺入り口のヤマツツジの根元に咲いています。手前の大きな葉っぱががツワブキです。11月には黄色い可憐な花を見せてくれるでしょう。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全国で解除になりました。人の流れも多くなり少し活気が出てきたようです。ワクチン接種が進み、気持ちの上でも少し明るさを感じるこの頃ですが、ワクチン接種がウイルスを完全に防御するわけでもありません。気長に根気強く感染対策を取りながら、日常を少しずつ取り戻していきたいものです。