さつま芋

昨日の彼岸の入りから、最低気温が下がり大変過ごしやすくなりました。(呼吸がしやすい、という実感です)
この最低気温は、本日明日と22度、彼岸のお中日は18度まで下がる予報で、ホッとしています。

毎年9月に入ると、親戚からさつま芋をたくさん送って頂き、それを秋彼岸の精進弁当に使わせて頂いておりました。
お斎やお弁当に使用するさつま芋は、輪切りにするので、細長い姿の良いベニアズマを選んで送って下さいました。例年お礼のお電話をすると、さつま芋の時期としてはもう少し遅い方がいろいろあるのですが、という事でした。
今年、お弁当をやめるという事で、何時もより少し時期を遅らせて下さり、珍しいびっくりするようなお芋が届きました。
「栗かぐやと」「べにまさり」です。
三条も下田地区でさつま芋を作っていますが、これは初めて見るお芋です。箱を空けてまずその大きさにびっくり。


大きさが実感できるように、三条のさつま芋と並べて、重さを測りました。
左から、べにまさり 818g、581g、三条産品種不明 187g、栗かぐや 452g、365gです。

もうちょっと大きさがわかるように、ティッシュボックスに並べました。堂々たるお芋です!!
これは輪切りにして煮物に添える、とういわけにはいかないですね。昨夜とりあえず、栗かぐやを少し甘めの出汁で煮てとろみをつける、極楽寺先代義母から伝わった、簡単料理「さつま芋の葛かき」を作って食べてみました。
色は鮮やかな黄色で、繊維が蜜の上、ホックリして甘く、とても美味しいお芋でした。


毎年のベニアズマもとてもいいお芋ですが、こうやって産地一押しの新しい品種を頂けるのも嬉しい事です。
例年ですと、本日からお弁当の準備にかかるのですが、今年はその作業がないため、落ち着いて法要の準備を進めています。
明日からお手伝いの皆様が集合して、本堂の設えなどを行います。明後日のお中日は、今のところお天気の予報です。大勢の皆様のお参りをお待ちしております。