お知らせ

極楽寺檀信徒および、極楽寺護持会会員の皆様へ

2月が終わろうとしています。年度末でもあり、様々な行事が予定されているのが3月です。

ところが今年は、1月に中国武漢から発生した新型コロナウィルス感染が世界中に広がり、日本でも感染源が分からない市中感染が起こり始め、政府から様々な注意喚起そして行事自粛、学校休校の要請などが矢継ぎ早に出てまいりました。

極楽寺では、例年通り3月20日に春季彼岸会法要を、そして4月上旬には護持会総会を予定しておりました。しかし、ウィルス感染が広がりやすい条件、感染した人が重症化しやすい条件に、

①室内の行事②狭い空間に密接して人が集まる③長い時間同じ場所にいる④参加者は高齢者が多い

という事があげられています。まさに、予定していた行事は、危険リスクの高いものに当てはまることになってしまいました。

2月22日に極楽寺護持会役員会において、極楽寺より春季彼岸会法要を年忌の付回向のみ行い、一般の皆様がご参加する回向等については行わない事をお伝えし、そして護持会総会をどうするか緊急に議題としてあげさせて頂きました。話し合いの結果、今年に限り護持会総会は行わず、役員会で予算決算・事業報告事業計画の承認を行い、その後皆様に資料をご送付してご理解を頂くことになりました。

このことについては、華頂誌の挟み込みのお便りで春季彼岸会法要の縮小開催と総会の取り止めを、またハガキにて護持会総会取りやめのお知らせを昨日発送いたしました。

3月20日のお彼岸の法要は、午前10時より年忌法要のご希望があった方に対しての付回向のみ行います。ただし、お墓参りなどはご自由に行えますし、11時よりは本堂を開放いたしますので、御本尊様や位牌堂へのお参りはできますので、是非ご参詣ください。

このような変則的な開催は極楽寺始まって以来の事でございますが、国難ともいえるこの時期を皆で乗り切って、穏やかな日々が一日でも早く訪れることを祈りたいと思います。

感染爆発が起きれば医療崩壊もあり得る今、一人ひとりが自分を大切にして過ごすことがみんなを守り、社会の安寧を守ることにつながると信じて、行動したいと思います。