ヤマツツジ満開

極楽寺参道入り口両側に植えてある、ヤマツツジが満開になりました。例年は、ゴールデンウィークの頃ですから、少し早いかもしれません。このところ最低気温が2度、最高気温が12度くらいでしたから、開花したものの、満開まで時間がかかったかもしれません。花は陽射しを浴びると美しいオレンジ色に輝き、極楽寺にある樹木にあまり関心のない住職も気に入っている花です。これが咲くと、いよいよ田植えシーズンだと感じます。ゴールデンウィークが田植えと重なり、この時期に田植えの手伝いに帰省する方が多かったのですが、今年も新潟県から田植え帰省は自粛するようにとのアナウンスがされています。2年続きの寂しい連休になりそうです。

東北6県と新潟県の県知事さんたちの共同声明がでました。再び県境を跨ぐ往来は自粛してくださいと。内容は昨年と同様ですが、一年経っても同じことを繰り返すしかない事に、何とかならないものかと、いらだちさえ感じます。一年以上会えない親兄弟がいる、お葬式にも駆け付けられない肉親がいる。そんな現実がある中を、平気で出歩き、平気で飲み歩いている人達、何故なのかと問い詰めたい気持ちです。何故ちょっとくらい我慢ができないのかと。つくづく、コロナウイルスとは、人の欲望が大好きなんだと、そこに付け込む狡猾なウイルスなんだと思います。

平穏な日々が一日も早く戻りますように、やけっぱちにならず、もう少し頑張って行きましょう。