大人の遠足2023秋

極楽寺で隔週水曜日午後から行っている、パソコンおしゃべり会では、春秋にちょっとお寺を離れて楽しむ「大人の遠足」を行っています。
高齢者中心の会ですから、ちょっと遠くまで足を延ばしても、遅くても15:00までには自宅に戻れるように目的地を選んでいます。
今年はどこにしようかと考えていましたが、NHK「ブラタモリ」で燕三条地域が紹介され大河津分水や燕の産業を紹介していたんで、近いけれど案外行っていない、燕市を場所に選びました。
大河津分水、燕産業資料館、ランチ会場と選び、それでも時間に少し余裕があるので、道の駅で最近綺麗になった「SORAIRO国上」を追加しました。
当日は全く雨の心配がなく、風も穏やか、気温も21度と過ごしやすい遠足日和となりました。
極楽寺を9時に出発し、大河津分水を目指します。越後平野の実り、そして信濃川の燕市から下流の地域の発展の礎となった大河津分水は一度訪れるべき場所と思いました。
満開の金木犀の香りに包まれて、極楽寺を出発です。

大河津分水資料館まで車で約30分の距離、気持ちのいいドライブとなりました。

一番奥に見えるのが、現在使用されている可動堰です。工事車両が行き来しているため近くまで行けませんでした。大河津分水資料館間の4階テラスから撮影しました。
資料館の中を見学し、外の旧洗堰などを散策し、ゆっくりした時間を過ごしました。信濃川の氾濫による大水害に何度も見まわれ塗炭の苦しみを味わっている人々を救おうと、先人が苦労を重ね作り上げた巨大建造物。恩恵を受けてい者として、きちんと見学出来てよい遠足となりました。
勉強の後は、道の駅に移動です。国上山は良寛様の里として有名ですが、最近道の駅をリニューアルして、足湯やバーベキューが出来る素敵な施設に生まれ変わりました。
足湯をしたり、持参したコーヒーと参加者が持ち寄ってくれたお菓子でお茶をしたり、買い物をしたり1時間ほど楽しみました。

のんびり過ごした後はランチ会場に移動です。
今回選んだのは、以前は三条市にあった中国料理の名店「朱夏」さんです。数年前に燕市に移転し、大変な人気店になっています。道の駅から20分程の距離です。中之口川が見える席で、美味しい中華をお腹いっぱい頂き、大満足のランチとなりました。

美味しいランチでお腹いっぱいになり、もう帰ろうか。などと冗談を言いながらも、朱夏さんから車で5分ほどの「燕市産業資料館」に移動です。ブラタモリでも燕製品の紹介がありましたので、今回遠足に選びました。
予想以上の充実した展示、すっきりとセンスのいい建物で驚きました。
燕の産業がその起源から現代までわかりやすく展示されており、パスしないで行って良かったと感じました。

今回は、お隣の燕市という事で、時間にも余裕があり、充実した一日を過ごすことが出来ました。
ご参加の皆さん、ありがとうございました。
遠足が終わると、おしゃべり会ではいよいよ年賀状作成に入ります。
頭を悩ませながらも楽しく頑張って素敵な年賀状を作りたいと思います。