令和2年 お盆が終わりました。

異例ずくめのお盆が終わりました。

新型コロナウイルス感染がおさまらず、帰省を見合わせた方もたくさんいらっしゃったと思います。

極楽寺では、13日から墓参が始まりました。昨日15夕方より、本堂で夕刻のお勤めの後、僧侶が手分けしてお経を上げながらお墓を回りお盆供養の締めくくりを致しました。

昨日は夕方から雨が降る予報が出ていましたので、少し早めに読経をして回りました。まだお参りのお客様もいらっしゃいました。

その後、極楽寺一同で、お盆の間にお墓にお供えされた、お花、蝋燭線香、御供物を片付けました。毎年15日夕刻にお花片づけをするのは、翌日、それぞれのご家庭からお戻りになる御精霊様がきれいになったお墓にお帰りになられるようにと、先代の頃から引き継いできた習慣です。

さっきまで読経していた小坊主も作業着に姿を変えて、お花を片付けます。すっかり大きくなり、戦力として計算できるようになりました。ありがたい事です。

お花を片付けていて気付いたのは、やはりお花の量も、御供物も例年より少ないという事です。13日の盆参で、お墓参りの後、本堂へお参りに来る皆様も、人数が減っていると感じました。遠方よりの帰省を自粛され、新潟にいる家族だけでお参りに来た方が多かったような気がします。

一日も早く治療薬とワクチン完成し、世界中に行き渡り、安心して行動できる日が訪れることを祈る日々です。来年こそ、家族一緒に、楽しく過ごせるお盆であってほしいと思います。

無事にお盆行事を済ませることができました。お檀家皆様のご理解ご協力に感謝申し上げます。