令和五年新盆施餓鬼法要

本日は令和五年新盆施餓鬼法要が行われました。今年は該当のご家庭が大変多く、8時半開始と、10時半開始の二部制で執り行いました。このところ続く猛暑で本堂は大変な暑さでしたが、少し間隔を空けてお座りいただいたり、扇風機を各所に置いて風を送ったり、途中で冷水とクエン酸の飴をお渡ししたりして対策と取らせて頂きました。
御内陣には、新盆塔婆と位牌が並び、御供物がたくさん供えられお盆行事の風景になりました。

住職の打つ法鼓で法要が始まりました。

暑いので雰囲気だけでもといつもより照明を暗くしての法要です。


小さなお子様も何人かご参加くださいました。モミジのような手を合わせてお念仏をしたり、ご焼香をする姿を、きっと旅立たれたばかりの御じい様たちは、嬉しく思って下さっているだろうなぁ、と感じました。

一霊ずつご回向し、それぞれの御家族が本尊様の前に進み、ご焼香されました。
今日の一番小さなお客様は生後三か月の赤ちゃんでした。お母さんと一緒にご焼香です。
お経の間すやすやと眠っていて、「子どもが眠るお経が一番いいお経」と常々言っている住職は大変喜んでいました。


一部は9時15分に、二部は11時10分には終わり、それぞれの新盆塔婆をお渡しし、お墓に建立して新盆法要を無事に終わることが出来ました。
お墓には新盆塔婆が建立され、お花や蝋燭が供えられ、一番身近だった亡き人を偲ぶ法要が終わりました。
極楽寺の次の行事は、8月11日のお盆塔婆施餓鬼法要です。まだまだ暑さが続くと思いますが、皆様お体に気を付けて、お元気でご参詣くださいますようお願い申し上げます。