令和4年お盆塔婆施餓鬼法要 動画でご紹介
8月11日のお盆塔婆施餓鬼法要、お檀家様は親しみを込めて「塔婆供養」と言い習わしています。お檀家様よりご先祖様や亡き人の御法名をお申込み頂き、住職が一本一本心を込めてお塔婆に書き、塔婆灌頂を行いお浄めをして、そして法要で住職がすべてお読上げしてお盆供養を行うので、「施餓鬼法要」などと言わず、「塔婆供養」と言っているのだと思います。
その名の通り、御塔婆がずらりと本堂の周りに並んでいる様子、塔婆灌頂をしている様子、そして施餓鬼檀を前に寺方が読経をしている様子など、写真よりも動画が分かりやすくなっております。
当日の雰囲気など感じて頂ければ幸いと存じます。
本日は盆参に朝からたくさんのお檀家様がお越しになっています。御塔婆が並んだ墓地にお花を手向け、蝋燭を灯し線香の煙が立ち上る、いつもの極楽寺のお盆です。
新型コロナは増え続け、帰省を決めていた子どもさん達が、やっぱり来れなくなりがっかりしているお檀家様、また、デイサービスなど福祉施設で感染が拡大し、お盆なのに濃厚接触者として足止めをされているご家族「お盆なのに」と沈んだ様子の方々もお見受けします。新型コロナが日本に入って、1年目は緊張の夏でした。2年目は慣れてはいてもまだ慎重に動き始めた夏でした。3年目の今年、いよいよ自由にどこでも移動できると思った矢先の感染拡大です。政府はブレーキは踏まないと決めているようで、この状況を私たちも感染予防に努めながら乗り切らなければなりません。「やれやれ」という気持ちが強いのですが、もう一度基本に立ち返り、無事にこの拡大の波を乗り切っていきたいものです。家から出られずとも、子どもたちが帰って来れなくても、ご先祖様はきちんとお分かりくださいます。それぞれ、ご先祖様と共にあるお盆をお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。