暑中お見舞い申し上げます。

今日から8月。相変わらずの暑さが続いています。週間予報では、今週は気温がかなり上がるという予想が出ています。覚悟して過ごしたいものです。

さて、先日お伝えした百日紅が綺麗に咲きそろいました。まだまだ蕾が多いので9日の塔婆施餓鬼法要の頃には、素晴らしい花を見せてくれると思います。



いつも、このブログでご紹介するのは、参道脇の紅色の百日紅ですが、今日は、本堂脇にある、白をご紹介します。

木は赤よりかなり小さいのですが、花の数や房の大きさは赤に負けないほどで、小さな木の枝がしなるほどのたくさんの花を付けてくれます。雨が多い年はうどん粉病にやられたり、花が雨で腐って茶色になったりと、あまり美しくないのですが、今年は梅雨明けから雨が降らず、白い見事な花を咲かせてくれました。


白い花の向こう側に、赤い百日紅が咲いているのが分かります。

極楽寺にとって夏の象徴のような木がこの百日紅です。この花が終わるころには朝晩涼しくなり、秋が訪れます。まだまだ花の盛りが続きます。蝉の声も煩いほど聞こえます。オリンピックでの選手たちの活躍に一喜一憂する日々ですが、新型コロナウイルスも相変わらず猛威を振るい、驚くほどの感染者数になっています。幸いワクチン接種のお蔭か、高齢者の感染・重症化が抑えられているのが唯一の救いです。緊急事態宣言という言葉が空回りしているようですが、平穏な日が一日も早く訪れるよう、マスク、手洗い、ソーシャルディスタンスの確保等々、基本に立ち返り過ごしたいと思います。