令和2年お盆塔婆施餓鬼法要 ご報告

昨日、極楽寺お盆塔婆施餓鬼法要を無事執り行う事ができました。ご参詣の皆様に厚く御礼申し上げます。

後日、動画をアップいたしますが、今日は、写真にてご報告をさせて頂きます。

極楽寺では、新型コロナウイルス感染症が広がり始めた4月から毎朝お念仏をしております。この日も、極楽寺僧侶一同と、法要実施のお手伝いをして下さる方全員で、5分間のお念仏をして、法要の無事を祈りました。

今年の法要は感染防止の観点から、座席を設けず、指名焼香もありませんでしたが、極楽寺全檀家の代表として、総代役員様より、法要開始からお塔婆の読上げまでご着席を頂きました。読上げと共にご焼香を頂き、その後お塔婆とお供物をお受け取りいただきました。暑い所、お忙しい中、誠に有難うございました。

施餓鬼の言葉を読上げる藤田住職です。先代から引き継いだ、七条(しちじょう)という御袈裟を纏っての法要です。施餓鬼檀に向かう住職以外の僧侶全員マスク姿の法要となりました。

今年はお申し込み番号の順番に時間を指定させていただき、ご参詣頂きました。総代役員様のご焼香の後、続いて皆様からご焼香を頂きました。間隔を空けてのご焼香でしたが、指定時間をお守りいただき、心配しておりました混雑はありませんでした。ご焼香が終わった皆様からは、お塔婆とお供物をお引き取りいただきました。

写真からは、御内陣でお経をあげる僧侶、そしてご焼香する皆様、お塔婆をお受け取りになる姿など、本堂の全容がお分かりいただけるかと存じます。

このウイルス感染症が広がった春先より、どうやったら塔婆施餓鬼法要を感染防止と法要実施の両立できるように行えるか、検討を重ねてたどり着いた法要の形です。皆様には、ご迷惑をおかけしたり至らぬ点もあったかと思いますが、無事に終わりました事は誠に有難く、ご理解とご協力に感謝申し上げます。

また、後日、動画で法要の様子をこのブログにてご紹介したいと思います。ご覧いただけたら幸いでございます。

この日は、最高気温が36度でした。法要は午前9時開始で初めの頃は過ごしやすかったのですが、法要終了頃から猛烈な暑さになりました。暑い中のご参詣、誠に有難うございました。