お取り越し

三条の冬の入り口の風物詩である、浄土真宗大谷派三条別院のお取り越しが、法要は行うものの、団体参拝や様々なイベントの中止が発表されました。例年参道には露店が並び、子どもたちや団体参拝に訪れた檀信徒がそぞろ歩きする風景も、今年は見られないことになりました。極楽寺と宗派は違いますが、ご近所という事もあり、露店で新潟名物の「ポッポ焼き」や、たこ焼きを買って、晩秋のひとときを楽しんだものでした。特に楽しみにしていたわけではありませんが、無くなると寂しいと感じるものです。

さて、先日もご紹介しましたが、極楽寺の参道の脇にあった旧小山屋旅館の取り壊しが進み、いよいよ建物部分が無くなりました。今月いっぱい工事車両が駐車場に止まていることもありますので、お墓参り等にお越しになる際は、ご注意ください。左側が極楽寺の参道になります。お地蔵様はちょうど足場とシートに隠れている部分にいらっしゃいます。工事が終わると、きっと風景が違っていることでしょう。

お取り越しが終わると、新潟は冬が近づきます。極楽寺の山茶花やツワブキはいつもより少し開花が遅れているようです。散歩した時、きれいなツワブキを見つけたので写真を撮りました。ぐんぐんと気温が下がってきました。皆様ご体調に気を付けてお過ごしいただきたいと思います。