小春日和が続く

10月の末からぐんと気温が下がり、初雪の便りも聞かれたのですが、このところ小春日和が続いています。長い冬の前にしなければならない外仕事がたくさんあり、タイヤ交換や樹木や建物の冬囲いなど植木屋さんや土木会社は忙しくなっています。

極楽寺は隣の旧小山屋旅館の取り壊し工事があったため、冬囲い作業が遅れていましたが、これから少しずつ進めて行くと思います。ラニーニャ現象が起きているらしく、寒い冬になるという予報がでていますから、雪つりが今年は役に立ちそうです。小春日和の真っ青な空に、山茶花が綺麗な花をつけていますので、写真に撮りました。いつもは後ろに建物が迫っていたのですが、解体されすっきしりたせいなのか、なんとなく花が少なく寂しい感じですが、青空に濃い紅色が映えています。

雪の降らないうちにと中庭の最後の草むしりをしていたら、龍の髭に緑の玉ができていました。これが来春には瑠璃色に輝くのかと不思議な気持ちです。雪が降ればその下でしばらく休み、春に美しい玉を見せてくれると楽しみになりました。

11月半ばを過ぎると、お盆にお立て頂いたお塔婆を御供養してお焚きあげの作業に入ります。今日はお天気が良いので、一日かけてお墓中のお塔婆を集めました。お盆からずっとあったお塔婆が無くなり、少し寂し気なお墓です。

一向に衰える気配のない新型コロナウイルス感染ですが、これまで比較的感染が少なかった新潟県も大きなクラスターが発生しています。数日前には南魚沼警察署を中心としたクラスターで20名以上の警察官やそこからの濃厚接触者が陽性になってます。また本日は、新潟市の介護施設で30名以上が陽性と判定されした。新潟はいままで大丈夫と思っていましたが、緊張感が増してきました。ウイルスがいつもそこにあることを意識して、手洗い・マスク・三密回避の基本を徹底して過ごしたいと思います。

来週には最高気温が10度という日もあるようです。まず、体調を整え、風邪を引かぬ事。身体を冷やさないよう注意してお過ごしください。