冬囲い

10月下旬から気温が下がり、落ち葉も盛大に舞い落ちるようになりました。
11月に入るとお願いする、樹木と中庭の冬囲いを、6日に石翠園さんから行ってもらいました。
冬囲い前の紅葉が美しい状態です。

石翠園さん出動!今回は3名の庭師さんで作業です。
百日紅の枝を落としたり、今回は墓地中の四季桜の伐採がありクレーン付きの車で来てくれました。

永代供養墓の後ろのススキを刈り取り、低木のツバキなどを囲っていきます。

塀際のアジサイは、このタイミングで剪定を行い竹で囲います。アジサイはこの作業をしないと雪でつぶれてしまいます。毎年きちんと大きな花を咲かせるために、必要な作業です。


墓地真ん中の四季桜、2年前から少しずつ枯れ始め心配していましたが、とうとう残っている部分も枯れてきましたので、伐採することにしました。小春日和になると、ちらちらと花を咲かせてくれました。今までありがとう、と感謝の気持ちでお別れです。


本堂前のサンゴジュやもみじを大きな竹と縄で雪つりを施します。美しいと思います。




夏の間楽しませてくれた百日紅は枝を落とします。こうやっておくと翌年大きな花房を付けるので、毎年落としています。


参道入り口の椿に雪つりです。冬でも葉っぱが落ちないので、つらないと雪を抱いてしまい重さで枝が折れてしまうので雪つり作業をします。

永代供養墓後ろの萩を刈り取ります。今年の金木星は咲き方が10日ほど遅く、咲いている期間も少なかった気がします。猛暑の影響でしょうか。

中庭の冬囲いは、大雪の際に本堂大屋根から雪を落とすのでガラスを保護するためです。雪下ろしをするほど降らないことを祈る日々です。今年はどうでしょうか。

永代供養墓裏の五葉松も美しい雪つりです。低木の椿も保護のため小さな竹で囲います。


三条ロイヤルホテル側の木々も冬囲いを施しました。



作業を終え帰り支度です。桜の伐採もあったので、一日で終わるかどうか、ということでしたが、お天気が良く作業がはかどり、一日で終わりました。
石翠園さんの冬囲いは毎年極楽寺が一番とか。
雪が降るまで忙しい日々のようです。作業ありがとうございました。お疲れさまでした。


外の冬支度は、これから屋外トイレの囲いと消雪パイプのノズル調整が残っています。ノズル調整は12月に入ってからですね。屋外トイレはお天気を見て、作業となります。
少しずつ冬に向かい、気の早い住職はタイヤ交換を済ませました。冬囲い作業が始まると、長い冬が始まったと感じます。
気温も下がってきました。
皆様、お体大切にお過ごしください。