田植え
新潟県ではゴールデンウィークが田植えのシーズンの幕開け。
三条の位置する平野部では一番の真っ盛り。魚沼などの山間部は雪どけが遅かったり、気温が低かったりするため、5月中旬から下旬まで田植えが続くようです。
ゴールデンウィークは、連休でお休みの家族が総出で田植え作業の手伝いをしている風景を目撃します。
一枚目のこれは田植え機が苗の補給に近付いて来ました。
苗を軽トラックの棚に積んであり、田植え機が近づくのを待っています。補給のスタンバイですね。
いよいよ補給基地に到着しました。運転手さんは立ち上がり、苗のプレートを受取り田植え機にセットする体勢にはいりました。この場面では、3人で作業をしています。一人が軽トラの棚から苗パレットを取り上げ、近くにいる女性の方がそれを受取り運転手さんに渡すわけです。運転手さんはもらった苗のパレットを田植え機にセットして、空いたパレットを女性に戻す。女性はその箱を軽トラの男性に渡すという手順です。作業場に戻ればそのパレットを洗浄して翌年に備える必要がありますので、人手が重要です。もっと大勢でワイワイと賑やかにやっているところもあります。田植えは人手がいる作業ですから、気候も安定してきて、人員が確保しやすい連休が一番の作業シーズンになるわけです。
この場所では、田植えが終わって田植え機も田んぼから上がっていますので、次の田んぼへ移動する場面でしょうか。軽トラがありませんから、きっと育苗場所へ苗を取りに行き、田植え機を移動させ次の田んぼへ行く途中かな。いろいろ作業を想像してしまいます。
今年の連休は気温が低い傾向で、まだ短く弱弱しい苗が、冷たい風になびいています。
お米の値段が高騰しています。お米不足と言われていますが、何故なんだろうと不思議です。人口減少が続く日本人が急にたくさん米を食べるようになったとも思えないし、外国人観光客が増えていると言っても、そんなに山盛りのお米を食べている感じでもない。どこに消えたのでしょうか。夏の猛暑で出来が悪かったから、というのは確かなようですが、猛暑が比較的少なかった新潟県に限っては、令和6年の米の出来は悪くありませんでした。
お米の値段が安定するかどうか、全国一の生産高を誇る新潟県の作柄が重要になってきます。天変地異がないように、安定した気候でありますようにと願うばかりです。
昨日、燕方面に出かける事があり、安了寺様の県指定天然記念物の白藤が満開でした。赤い雪洞にライトアップされているため、白藤ではなく、赤藤に見えてしまいますが、日中に撮影した写真を見ると真っ白な花が大きな房を見せています。
ネットで、燕市白藤と検索すると、たくさんの画像がでますので、是非ご覧ください。
白藤と月という場面を写してみました。
スマホのへたくそな写真ですが、ご覧ください。とてもいい香りがしました。お近くの方はまだ見ごろは続いているようですので、お出かけしてみたらいかがでしょうか。